私は初期研修で救急医療を中心に学んだ後、内科へ進み、さまざまな臓器の専門治療を学びました。
その後、一つの臓器だけではなく人全体を診ることができる医師になりたいと思い、『活動の医学』であるリハビリテーション科を専攻しました。その中でも摂食嚥下障害(食べる、飲むの問題)を専門として学び、患者さんが長く安全に食事を楽しむことができるよう、少しでも誤嚥性肺炎を減らせるよう、診療や研究に力を注いできました。
総合病院や大学病院での勤務、留学などさまざまな経験をする中で、「患者さんにとって身近な医師でありたい」とあらためて思うようになり、患者さんと深く関わることができる在宅医療に興味を持ち、へきなん中央クリニックでその経験を積んできました。
そして、このたび2025年4月に東刈谷在宅クリニックが開院し、院長を務めることとなりました。医師としてのスタートを切ったこの地で、地域の皆さまの生活・人生がより良いものになるよう全力でサポートいたします。
どうぞよろしくお願いいたします。